大塚愛菜と私 の出会い、そして別れ 〜あれから1年〜

 Juice=Juice元メンバー、大塚愛菜がグループ及びハロー!プロジェクトを脱退してもうすぐ丸1年。元つかぽんのファンだった私の個人的な述懐やら6人時代に思いを馳せて。

 私にとっては文字通り言葉も出ない出来事だった。何気なくハロプロ公式サイトを覗いたら「大塚愛菜に関する大切なお知らせ」。何だまた怪我か体調不良でイベント欠席するのかね?と思いつつページを開いたら、そこには未知の言葉があった。「両親との契約合意に至らなかった為、契約解除」という趣旨の文面。元スマイレージファンの私だが、これはサキチィともゆうかりんの時とも違う衝撃的な出来事だった。
 昨年5月6日に初めてJuice=Juiceを生で見て、握手をして、つかぽんの親しみやすいキャラクターに刹那惹かれて私は前の推しから初めて、心変わりによる純粋な推し変えをした。そして直後のハロプロショップでのJuice=Juiceトーク会には、必死に朝イチから並んで最前列からつかぽんの江戸っ子気質で男前で「フェミニン」な要素を感じた。
 大塚愛菜に会うまではJuice=Juiceに関してはあまり興味が沸かなかったのだけど、一連のハロショトークイベントに行く内にしっかりJuice=Juiceのファンになってしまった自分であった。
 昨年6月13日の池袋サンシャイン噴水広場でのイベントはつかぽんが欠席なのでは、と心配してたが無事に彼女の姿を見たときはホッとした。だけど今思えば同イベントでメジャーデビュー決定のアナウンスが流れ会場が盛り上がった時に、つかぽんの表情はなぜか冷静で、他のメンバーのように嬉し泣くこともなく笑うこともなく不思議な顔をしていた。 当時、脱退発表の4週間前。彼女の頭の中はメジャーデビュー以外の事が脳内を掠めてたのだろうかな。

 ハロショトークイベントで、自分の名前を覚えてと懇願するファンに「もう覚えられないよ〜!」と茶目っ気ありで愚痴ってたつかぽん。男勝りな性格なのかなと思いきや「どういうファングッズをセルフプロデュースしたいか?」という質問に、中学生女子っぽく「イメージフルーツを取り入れたネックレスを作ってみたい」と答えギャップに萌えたあの頃。ただ2ヶ月という短い時間だったけど今でも大塚愛菜さんとの思い出の断片を思い出す。

で、彼女がいなくなった喪失感を誰に預けようという流れで今の推しに至る。