ヒャダインの“ガルポプ!” (NHK-FM)■140627

 ゲストはBerryz工房嗣永桃子。久しぶりにこの番組を聴取した。嗣永さんのキッズオーディションに合格してから今に至る12年を彼女の思い入れある曲を交えヒャダイントークする番組。45分番組で、余計なCMがない分非常に音楽もトークも楽しく聴けたし、FMの音質の良さを改めて感じた。 ももちがハローコンサートの自らが歌うソロ曲として歌った松浦亜弥の「桃色片想い」が番組内で流れた。3年前の正月ハローのコンサートで見た事を思い出した。(以下2011年正月ハローの思い出)「もーもももも、もっもっもも!」という合いの手をステージ上の本人&ステージモニターに促された記憶。その2011年正月ハロー、私が見た公演では和田彩花のめちゃホリ、菅谷氏の「初めて唇を重ねた夜」、ゆうかりんの100KISSを各人のソロで歌っていた。あややファンだった私にとっては当時の興奮が甦った時だった。(以上)
 そしてキッズオーディション時にももちが審査時に歌ったタンポポ恋をしちゃいました」。この曲の頃のつんくプロデュースって、私みたいな音楽素人が聴いても詞曲アレンジ共に、素晴らしいと思う曲ばかり。
 さらに、ヒャダインの「ベリーズの10年=1人の女の子の成長物語」という話、ももちの「映画仔犬ダンの物語主演当時がももちの過去12年の芸能生活でのピーク」という自虐。「“りしゃこ”呼び」が、ロケバス車中での談として本人が非常に拒絶したという話をももちから聴いてからのヒャダイン氏の余所余所しい「菅谷氏」呼びの流れも楽しかった。
つんく曰く℃-uteの私学感、Berryzの公立感の話や、嗣永桃子自身の「ずっとアイドルでいたい」という目標。松田聖子-松浦亜弥-嗣永桃子という素晴らしいアイドルの系譜だったり、松田聖子による名言「私にとって年齢はただの数字」。トークは殆ど印象に残った。
 そして、Berryz10周年の今に対する思い。「メンバーやファン、スタッフが10周年で頑張って盛り上がる中で、10周年の後も見据えて今後10年20年先の事も考え結果を出す為に今頑張りたい」という嗣永さん自身の想い。プロフェッショナルだなあと、「嗣永プロ」だなあと感服。
番組終わりのほうでももちソロ曲の「許してニャン体操」が流れた。今まで気づかなかったけど歌上手いのね。歌のおねえさんみたいな歌い方だなと思った。
 デビューシングルの「あなたなしでは生きてゆけない」を聴いたけど、個人的には2013ver.よりオリジナルのが好みだなあ。2013は何か「普通」と感じてしまう。 やはり当時の年端行かない子らが無理やり年上の恋愛曲を歌わされてる不協和な感じが魅力なのかなあ。
 Berryzは初欧州なのね。意外。これまでアジア各国は結構行っているのかな。
 この番組ゲスト、他のハロプロメンバーも呼んでほしいなあと思った。凄く聴き応えある番組だった。